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修了時の就職を見合わせ、体調回復後に無事就職(10代、車いす使用の男性)

せっつくすのきが取り組んだ、アフターケア(定着支援)の事例です。

相談内容

Bさんは順調に訓練期間を経過。事業所での職場実習を重ね、実習先からも高い評価を得ていたが、就職活動もいよいよ正念場というところで体調を崩した。
検査の結果、手術が必要であることがわかったので、就職活動をいったんストップすることにした。手術は訓練修了3ヶ月後に行うことに決まり、修了後は週に1度、聴講生としてくすのきに通い、術後の就職活動を視野に入れながら、生活リズムや体調維持に努めた。

修了後、4か月経過

手術後、Bさんの体調が安定したのを見計らい、就職活動を再開。
実習先だった事業所にもBさんの状態が安定したことを連絡すると、「今ちょうど募集求人を出しているので応募してみては」と声をかけていただいた。

対応

職員のアドバイスの下、応募書類を作成し、実習先事業所に応募。通勤経路のシミュレーション、面接練習などを経て面接試験に臨んだ。

結果

無事に内定。
修了後、6ヶ月目で就労開始。


せっつくすのきの就職支援は、修了日を迎えたら終了ではありません。
様々な事情で、修了までに就職先が決まらないケースもありますが、本人が納得する進路が決定するまで支援を続けていきます。
Bさんをスムーズに内定まで導けたのは、Bさんの努力も勿論ですが、実習を受けていただいた事業所と、せっつくすのきのつながりがあったからこそ。
普段から事業所および就職希望の訓練生・修了生とコミュニケーションをはかることで、双方のニーズを把握し、事業所と訓練生、修了生とをより良く結びつけることが可能となります。
ありがたいことに、修了生が勤務している事業所から、新たな求人のお声をかけていただくことも多くあります。(ケース3でもご紹介)
関係機関および事業所との長年のつながりや信頼関係が、せっつくすのきのアフターケアの強みでもあり、また丁寧なアフターケアが、各事業所からの信頼につながっているのだと考えています。