あきらめずに頑張ってよかったです(20代、サービス業、軽作業)
訓練を修了された方から、メッセージをいただきました。
僕はKCCというおしぼりの会社で働かせていただいています。
最初くすのきに入った頃は、この訓練校に入ったら何とかなるだろう、と思っていました。高校を卒業したら、どうしようかなぁ、と思いつつ、なんとなく試験に合格して、入校しました。「なんとなく…」なんて、それは大きな間違いだったと今ならわかります。
高校生の時、学校の先生たちは専門学校を進めてくれました。けど、本当にやりたいことがある訳じゃないのに、行く気にはなれませんでした。 ある時、母が就業・生活支援センターという就職をサポートしてくれるところに登録してきてくれました。そこで紹介してくれたのがくすのきです。体験入校させてもらい、先輩たちと一日訓練を受けました。全くなじめず、一日が終わりました。最初の印象は、とにかくきつかった!です。 無事、入校が決まって、最初の訓練は体育でした。昔から得意だった縄跳びをやりました。3分間で何回飛んだかを競いました。「これなら楽勝だぜ!」心の中で思いました。しかし、隣を見ると、僕よりたくさん飛んでいる人がいました。 ボルトや釘挿しなどの他の訓練でも、僕より上手な人ばかりでした。全部負けました。掃除も全くだめでした。先生に怒られた時もありました。
9月にやっと初めての実習に行くことが決まりました。頑張りましたが、内定には結びつきませんでした。現実は甘くなかったです。 二回目の実習、これもだめでした。 10月には、大きな面接会に参加しました。一次通過したのは一社だけでした。筆記と検査がありましたが、結果はだめでした。 そうやって、10社以上受けました。
やっとのことで、実習を受けてくれるところが決まりました。この時、すでに他のみんなは仕事が決まっていたので、僕も必死になりました。ここで内定を決めるぞ!と準備万端で挑みました。 しかし、内定まであと一歩及びませんでした。理由は、掃除をする時、周りの様子をきちんと見れていなかったからです。 今の仕事は、先生が見つけてきてくれました。2週間必死で練習して、実習で見ていただき、内定をもらうことができました。 うれしかったです。あきらめずに頑張ってよかったです。
これからくすのきに入ろうと思うみなさん、自分のやりたい事がきっとみつかります。入ったらあきらめずに頑張ってください。
(実務作業科修了、株式会社KCC勤務)